男性の生 殖 器には外生 殖 器と内生 殖 器が区別されます。
外生 殖 器は子と子、内生 殖 器には、、上体、精管、および前立腺からなります。
【外生 殖 器】
子
は体腔外の子に納まっています。
ここでは腹腔内体温に比べて約３度温度が低いく、この温度差が好ましい子形成の前提条件です。
子の皮膚には多くの平滑筋繊維走り、皮膚面がしわしわになったり、平らになったり、ある程度の温度調整をおこないます。
子
子には、骨盤底と恥骨枝に密着している子根と、運動自由な、先端に子を持つ子幹とが区別されます。
子の移動性を確保しつつ、全体を被っている皮膚が子では反転して余裕ヒダを形成する。
交接器官として子は３本の海綿体を持ち、子の機能を可能しています。
【内生 殖 器】
１対の梅の実大のが男性の生殖腺で、１個の子に納まっています。
は１個ずつ丈夫な結合組織膜（白膜）に包まれ、白膜から内部に向かって結合中隔がのびていて、中隔によって組織が２００個あまりの小葉に分割されています。
個々の小葉は２ないし４本の強く迂曲する曲精細管よりなっています。
精細管の総延長が約３５０ｍに達し、その内腔に面する上皮において子形成が行われています。
上体
上体は、にかぶさるリスの尾のような形を持ち、子貯蔵所の役目をもち、頭部、体部、尾部が区別されます。
上体は、の分泌導管（輸出管）と長さ約５ｍの上体管より構成されます。
精管
精管は長さ約５０〜６０ｃｍあり、するときに子を輸送する役割をもっています。
精管は３層性の、厚さ1.5mmの平滑筋をもつ。平滑筋は螺旋状に配列し、収縮（）するときには精管全体の短縮が起こる。これによって子は上体から確実に吸引されます。
（腺）
左右１対あるは、長さ約１０cmの大型で壁の薄い腺構造で、膀胱の背側面に付着し、直腸に接しています。
腺の分泌導管は精管膨大部の下方に鋭角的に開き、これから先は精管が管となって前立腺を後外側から貫き、尿道前立腺部に開きます。
前立腺
前立腺の形と大きさは栗の実にそっくりで、骨盤底と膀胱底の間に挟まれています。
前立腺は３０〜５０個の単位よりなり、全体が硬い被膜に包まれています。
分泌導管は垂直に自ら貫通する尿道に開きます。
尿道球腺
左右１対のえんどう豆大が尿生殖隔の骨盤底筋の中にあり、それらの分泌導管が尿道海綿体の始まり部分に開きます。
