からだ
身長や体重の増え方はゆるやかです。
身体の大きさや全身のつりあいに男女差が見られるようになります。
運動
赤ちゃんの運動能力はさらに伸び、背骨や筋肉が発達してくるので、手で支えたり何かに寄りかからせると不安定ながら一人でお座りができるようになります。
また、からだのバランスも良くなり、お座りから横に倒れたりすると、倒れた側の手を出しからだを支えようとし、バランスをとる防御反応がみられるようになります。
この頃には、多くの赤ちゃんが寝返りができるようになりますが、寝返りができるようになる時期にも幅があります。
手先がかなり器用になり今までは物を持つという感じだったものが、物をつかむとう感じに発達してきます。
しかし、まだ指先の力などをコントロールすることができませんからお菓子やパンなどを握りつぶしたりします。
知覚
この頃には赤ちゃんは人の顔の区別がつくようになり、いつも見慣れた家族とその他の人の区別ができるようになります。
赤ちゃんは「いないいないばあ」が大好きです。
これは、いったん隠れた顔が期待通りに出てくる喜びと安心感を味わう遊びで、赤ちゃんに短期の記憶力、予想力、想像力が芽生えはじめた証拠でもあります。
こころ
知恵や情緒も発達し、人の区別もつくようになり、好きな人とは積極的にかかわりをもとうとし、見知らぬ人には不安を感じ泣き出したりするようになります。
これは人見知りのはじまりでほとんどのあかちゃんが何らかの形で人見知りをするようになります。
喃語も増え、感情や意思の表現を声の音の違いで伝えようとします。
この頃の赤ちゃんは機嫌よく一人でおもちゃや自分の手足で遊ぶようになってきます。
これは赤ちゃんの知能の発達に大切なものだといわれていますから、そっと見守ってあげましょう。
しかし、おとなしいからといってあかちゃんを一人にしなでください。
ママやパパが見ていてくれてはじめて安心して一人遊びができるのです。