宮は大人の頭よりやや大きくなり、子宮底(子宮の一番上)はおへその高さまでになります。
前の月には胎動を感じなかったママも、この頃になるとおなかのなかの胎児ちゃんの動きを感じることができるようになります。
しかし、まだまだ小さな胎児ちゃんですから、その動きも小さいものです。
腸の動きのように感じたり、おなかの中で波紋が広がるよう感じたり、おなかの中であぶくがはじけたように感じたり、おなかの中でお魚がはねたように感じたりと本当に小さな動きですが胎児ちゃんの命を感じることができママとしての感動を感じることができます。
パパがおなかの上から触って感じることができるのはもうしばらく先のことです。
子宮が大きく、重くなったことで血管が圧迫され下半身の血行が悪くなりうっ血を起こし、足や子部に静脈瘤ができる人もいます。
また、下半身の血液循環が悪いことに加え、便秘も手伝って痔が出てくる人もいます。
妊娠と痔は切っても切り離せない関係だとも言えますから産科の方でお薬を処方してもらってください。
出血などがある場合は清潔に心がけましょう。
かなりおなかも大きくなり、からだのバランスをとるために反り身が強くなってきます。
大きくなったおなかを支えるために背中や腰に大変な負担がかかるので痛みを訴える人も多くなります。
また、重くなったからだを支えなくてはならない足の筋肉はかなりの負担を強いられていて、寝ているときやくつろいでいるときに足がつったりすることがあります。
乳房もぐっと大きくなり、乳腺も発達し乳汁の分泌がみられ、それが乳首に乳かすとしてたまってきます。具体的な手当ての方法と手当ての開始時期はおかかりになっている病産院で指導を受けてください
食欲がさらに旺盛になる反面、からだが重く運動不足になりがちで、体重の増加が著しく、肥満傾向になる人も増えてきます。
規則的な生活と食事に気をつけ、経過が順調であればお散歩や妊婦体操などの運動を行いましょう
貧血や妊娠中毒症、肥満、糖尿病など合併することもあります、食生活を見直してみましょう。
安定期だということでついつい無理をしたりすることもありますから無理をせずに疲れたと感じたらゆっくり休むように心がけてください。