子宮はさらに大きくなり、子宮底(子宮の一番上)はおへその上5cmくらいまでになります。
おなかはさらに大きくなるにつれて、おなかが張りやすくなってきます。
張りの多くは生理的なものですが安静にしても治まらない時や出血があるときは早産の危険もありますので早めに受診してください。
血液循環の調整がうまくいかないため、めまいや動悸を感じることもあります。
急に動くことは避け、ゆっくりした動きをするよう心がけましょう。
さらにおなかが大きくなり、からだのバランスが崩れ腰痛や足の痛みなどの他、足がつる、こむら返りなどが起こるようになって来ます。
さらに大きくなった子宮で下半身の静脈の圧迫は増し、静脈がこぶのように青く浮き上がり、 痛みを感じることもあります。これが静脈瘤です。
子宮や乳房、お尻が急激に大きくなるため赤紫色の筋が何本も出ることがあります。
これが妊娠線といわれるもので、お産後色は薄くなリますが消えることはありませんので早めにお手当てを心がけてください。
おなかが大きくなり、仰向けで寝るのが辛くなったり、仰向けで寝ると子宮でおなかの血管を圧迫し胸苦しさを感じることがあります。
食欲はあるのですが、大きくなった子宮が胃を押し上げるため一度にたくさんの量が食べられなくなります。また、胃がもたれたような感じがすることもあります。
急にせり出したおなかで重心がとりにくく、下半身のバランスをくずし転びやすくなってきます。
靴はかかとのしっかりした安定したものを選んでください。