おなかはさらに大きくなりますが、出産に備え胎児ちゃんが骨盤の中に下がり始めるので、なんとなく胸や胃の圧迫された感じが軽くなってきます。
胃の圧迫感が軽くなり、食欲が戻って来るので最後に体重が一気に増えたり、妊娠線がひどく出たり、恥骨のあたりに痛みを感じることもあります。
出産に備え産道が柔らかく、伸びも良い状態になり、おりものもさらに増えます。
また、子宮の入り口が少しずつ開き始めると子宮口付近の卵膜が少しはがれ、粘膜の混じった血液が少量みられることがあります。これが産徴(おしるし)と呼ばれるものです。
お産が近づくとおなかの張りはさらに頻回になってきます。
おなかの張りや痛みを10分毎以内に規則的に感じ、1時間に6回以上感じれば分娩陣痛でお産の始まりです。
分娩開始についてはおかかりになっている病産院で詳しいご指導を受けてください。
胎児ちゃんは骨盤の中に下がるため、今までのように自由に動くことができず、胎動を今までよりにぶく感じることもありますが胎動を感じなくなることはありません。
お産の始まり方はさまざまです。陣痛がなく破水することもあります。
破水は緊急を要する場合になる可能性もありますのですぐに病院に連絡しましょう
生まれる日は赤ちゃんが決めるといわれています。
予定日はあくまでも予定日です、予定日を過ぎたからといってあせらずに赤ちゃんを信じて待ってあげましょう。
いつ陣痛や破水が起こってもおかしくない時期に入っています。
入院の準備はもちろん、外出のさいは母子健康手帳と診察券、保険証などの他連絡先を書いたメモを持参しておいてください。
長い妊婦生活ももうじき終わりを迎えます。
赤ちゃんちゃんが生まれると夫婦二人だけの時間はなかなかとれなくなってしまいます。
ゆっくり夫婦の時間を楽しんでください。
もうすぐ赤ちゃんを抱きしめることができますね。
長い妊娠期間いろいろなことがあったと思います。
本当にお疲れさまでした。
みなさんが無事にご出産なさることを心からお祈りいたしております。