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予防接種のスケジュールつくり

◆予防接種のスケジュールを立てましょう
予防接種にはたくさんの種類があり、また接種時期が決まっています。
なかには、一つの予防接種で数回受けなくてはならないものもあってどのように受けたら良いのか戸惑ってしまう方も多いと思います。
また、予防接種を受ける頃は、風邪などに罹りやすい時期ですから体調を整えることも難しく、スケジュール通りに受けられないこともあります。
予防接種のスケジュール、スケジュール通りに受けられなかった時に修正は次のことをポイントに考えてください。

◆予防接種の間隔
【ワクチン相互の間隔】
あらかじめ混合されていない2種以上のワクチンを接種する場合には、不活化ワクチン及びトキソイド接種の場合は、1週間経てばワクチンによる反応がなくなるため1週間以上をあけて、生ワクチン接種の場合は、ウイルスの干渉を防止するため4週間以上間隔をあけて次のワクチンを接種する。
ただし、あらかじめ混合されていない2種以上のワクチンについて、医師が必要と認めた場合には、同時に接種を行うことができる。

◆病気に罹った後の間隔
麻疹、風疹、水痘及びおたふくかぜ等のウイルス性疾患に罹った場合には、全身状態の改善を待ってから予防接種を受けます。
通常、子どもの免疫状態の回復を考え発病後1ヵ月以上の間隔をあけるが、軽症に経過する場合もあるので、一般状態を主治医が判断し、対象疾患に対する予防接種のその時点での重要性を考慮し決定されます。
また、これらの病気の患者と接触し、潜伏期間内にあることが明らかな場合には、患児の状況を考慮して医師が接種を決めます。

*集団接種と個別指導を上手に組み合わせましょう。
予防接種には、集団接種と個別接種があります。
ポリオは、ほとんどの自治体で春と秋の2回だけ、集団接種でおこなわれます。
このように集団接種の場合、接種時期がある程度限定され、その機会を逃すと次の接種時期まで待たなければなりません。
時自体によって異なるかもしれませんが、ポリオやBCGなど集団接種のものを優先しスケジュールと立てると良いでしょう。
*優先順位を考えましょう。
ママから受け継いだ免疫はそれぞれ失われる時期が異なります。
百日咳や水痘(水ぼうそう)は生後3ヵ月までに、麻疹は(はしか)やおたふくかぜは生後8ヵ月頃までに失われるといわれています。
ママからもらった免疫が失われると、その病気に対し抵抗力がなくなり、病気に罹ってまいます。
ですから接種できる年齢になったら、なるべく早めに予防接種を受けましょう。
その際、罹ったら重症化するものを優先すると良いでしょう。

*かかりつけの小児科で相談しましょう。
予防接種は子どもの体調の良いとき受けましょう。
お熱が出たり、下痢をしたり、けいれんなどを起こしたときなどは受けられません。
病気に罹ったり、体調が悪く予防接種を受けられなかった場合はかかりつけの小児医と相談しながらスケジュールの修正をおこなうと良いでしょう。


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