アメリカで開発された陣痛と出産、その後の回復を一つの部屋で行なうという発想で生まれた新しいお産のシステムです。
[LDRとは]
L…Labor(陣痛)
D…Delivery(お産)
R…Recovery(回復)
の三つの英語の頭文字を取って名付けられ、日本語では居室型分娩室と訳されていて、入院から陣痛、出産、産後の回復までの一連の医療が同一の部屋でできるように設計された個室のことです。
LDRの部屋は、できるだけ産婦がリラックスできるように家庭的な部屋の作りになっており、ベッドもあかちゃんが生まれるまでは普通のベッドのようなつくりになっていて、いざお産となると分娩台に変わります。
お産で入院した場合、多くの病産院では陣痛が強くなると陣痛室へ移り、お産が近づくと家族と離れ、一人分娩室へ移ります。
LDRでは、陣痛から出産、そして回復まで家族やご主人に支えられながらむかえることができ、家族に囲まれながら新しい命の誕生を一緒に迎え、その感動を一緒に感じることができます。