フランスの産科医オダン博士らが提唱した方法です。
人の体温程度の温水を出産用のプールにはり、その中で出産する方法です。
[メリット]
体温程度の温水に入るとリラックスでき、陣痛や痛みをやわらげ、スムーズなお産ができると言われています。
さらに、夫もいっしょにプールに入りお産のサポートを行なう方法をとっている病院もあり、夫婦が一つになって新しい命の誕生を祝うことがで来ます。
[デメリット]
水中でのお産は出血量が増加するといわれます。
また、陣痛の初期の段階からプールに入ることで母体の疲労のため陣痛が弱くなってしまうこともあるといわれています。
さらに、専用のきちんと管理されたプールを使わないことでの母子の感染も問題になったことがあります。
このように水中分娩はデメリットを伴いますから、医師や助産婦の説明を十分に聞き、納得・理解した上で決められて下さいね。