皮下脂肪は増え、ふっくらと赤ちゃんらしい丸みのある姿になってきます。
また、全身に生えていた胎毛は薄くなり、皮膚のしわも消え、張りがでてつやのあるピンク色になってきます。
髪の毛も生えそろい、爪も伸びてきます。
いちばん未熟だった肺の機能も妊娠34週の終わり頃にはほぼ完成し、生まれるための準備は整たといえます。
肺の機能も完成していますから早産で生まれた赤ちゃんでも機能的には問題はありません。
も完成し、男の子はが下がって子の中におさまり、女の子は大子が盛り上がり左右が密着してきます。
顔つきもしっかりしてきて、笑う、怒るなどの表情がでてきます。
偶然、手や指が唇に触れたりすると赤ちゃんはしきりに指しゃぶりをしたり、手足を活発に動かすようすが超音波画像で見られることがあります。
この頃になると、身長や体重の性差はもちろん、同じ性別でも大きい小さいという個人差がはっきりあらわれるようになってきます。
視覚、聴覚、味覚、触覚、痛覚など脳幹部との結びつきや大脳皮質とのつながりもでてきます。
羊水を飲んで尿をするようになり、生まれてからの哺乳と排泄の準備がはじまります。
ママの空腹を血液中のブドウ糖の量で感じとります。
妊娠35週頃の大きさは身長46〜48cm、体重2400〜2700gくらいの大きさに成長しています。