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新型インフルエンザに関する基本情報

■新型インフルエンザとは?
新型インフルエンザとは、季節性インフルエンザと抗原性が大きく異なるインフルエンザであって、一般に国民が免疫を獲得していないことから、全国的かつ急速なまん延により国民の生命および健康に重大な影響を与えるおそれがあると認められるものをいいます。

■新型インフルエンザの症状は?
新型インフルエンザの症状は、突然の高熱、咳、咽頭痛、倦怠感に加えて、鼻汁・鼻閉、頭痛等であり季節性インフルエンザと類似しています。ただし、季節性インフルエンザに比べて、下痢などの消化器症状が多い可能性が指摘されています

■新型インフルエンザが重症化しやすい対象は?
ほとんどの場合は軽症で回復しています。
ただし、持病がある方のなかには、治療の経過や管理の状況によりインフルエンザに感染すると重症化するリスクが高い方がいます。特に次の持病がある方々は、手洗いの励行、うがい、人混みを避けるなどして感染しないように注意してください。また、周囲の方々も、感染させないように配慮するようにしましょう。
・慢性呼吸器疾患
・慢性心疾患
・糖尿病などの代謝性疾患
・ステロイド内服などによる免疫機能不全
・妊婦
・乳幼児
・高齢者

■新型インフルエンザの感染方法は?
新型インフルエンザは、ほとんどの方が免疫を持っていないため、通常のインフルエンザに比べると、感染が拡大しやすく、多くの人が感染することが考えられます
新型インフルエンザの感染経路は通常のインフルエンザと同様で、咳やくしゃみとともに放出されたウイルスを吸い込むことによっておこる飛沫感染と、ウイルスが付着したものをふれた後に目、鼻、口などに触れることで、粘膜・結膜などを通じて感染する接触感染が考えられています。

■新型インフルエンザの予防法は? ウイルス感染を予防のためには、手洗い・うがいをしっかりすることが大切です。 手洗いは、外出後だけではなく、可能な限り、頻回に行いましょう。石けんを使って最低15秒以上行い、洗った後は清潔なタオル等で水を十分に拭き取りましょう。 また、ウイルスが粘膜を通して感染するため、極力鼻や口などを触らないようにしましょう。 咳、くしゃみの際の「咳エチケット」も感染防止の上では大切です。咳やくしゃみ等の症状のある人には必ずマスクをつけてもらいましょう

■新型インフルエンザにかかった可能性がある場合の受診方法は?
○発熱患者の診療をしている医療機関がどこにあるかわからない方
保健所などに設置されている発熱相談センターに電話して、どの医療機関にいけばよいか相談しましょう。
○ 発熱患者診療をしている近隣の医療機関がわかっている方
発熱患者の診療をしている医療機関に電話をして、受診時間などを聞きましょう。
○慢性疾患などがあってかかりつけの医師がいる方
かかりつけの医師に電話をして、受診時間などを聞きましょう。
○ 妊娠している方
かかりつけの産科医師に電話をして、受診する医療機関の紹介を受けましょう。産科医師が紹介先の医師にあなたの診療情報を提供することがあります。
○呼吸が苦しい、意識がもうろうとしているなど症状が重い方
なるべく早く入院施設のある医療機関を受診しましょう。必要なら救急車(119)を呼び、必ずインフルエンザの症状があることを伝えましょう。
* 医療機関を受診する前に、必ず電話で連絡をし、受診時間や入り口等を確認してください。受診するときは、マスクを着用し「咳エチケット」を心がけるとともに、極力公共の交通機関の利用を避けてください。

■新型インフルエンザの診断方法は?
確定診断のためのPCR検査が行われます。

■新型インフルエンザの治療法は?
主な治療法は抗インフルエンザウイルス薬(タミフル・リレンザ)の投与です。これらの薬は、医療機関等において医師が必要と認める場合に処方されます。また、症状を緩和させる目的で、解熱薬や去痰薬、鎮咳薬などが処方されます。妊婦や乳幼児に対する処方については、副作用のリスクを見極めながら、医師が投与の判断をすることになっています。

■新型インフルエンザの自宅療養になった場合の注意点は?
・患者はなるべく家族とは別の個室で静養することとし、マスクの着用や「咳エチケット」を心がけてもらう
・手洗い、うがいをてっていし、マスクを着用する
・患者の看護や介護をした後は必ず石けんによる手洗い、またはアルコール製剤による消毒をする

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