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こどもの病気・ヘルパンギーナ

【原因】
ヘルパンギーナは、コクサッキーウイルスA群に感染して起こる夏かぜの一種です。
潜伏期は2〜4日で感染した人のせきやくしゃみでウイルスが飛散し感染したり、感染した人の便から手や口を経て感染します。
春の終わりから、秋口にかけて流行します。
なお、原因となるコクサッキーウイルスにはいくつも種類がありますので違う種類のウイルスに感染すると何度もヘルパンギーナにかかることになります。

【症状】
3〜10歳の子どもがかかり、とくに5歳以下の子どもに多くみられます。
まれに3歳以下の子どもがかかることがあります。
せきや鼻水などのかぜの症状がないのに急に40度近い熱が出ます。
熱はあまり高くならない子や次の日には下がる子もいますが、2〜3日続くこともあります。
機嫌が悪くなったり、、食欲がなくなったり、下痢やおう吐したり、のどの痛みを訴えます。
のどの痛みを訴える時はのどの奥、のどちんこの粘膜に盛り上がった赤い小さなポツポツができて、やがて水疱になり、水泡が破れて白くただれます。
のどにできるので飲んだり食べたりすると痛みがあり、赤ちゃんは唾液も飲み込めなくなり、よだれが多くなったり、機嫌が悪くなったりします。
のどの発疹は1週くらいでなおります。

【ママへ】
最初に高熱が出ますのでこのときに受診しましょう。
ウイルスに対する薬はありませんが症状に合わせた薬を処方されます。
熱の他に症状があるときは医師に伝えるようにしましょう。
発熱や下痢、おう吐などがあると水分が不足するうえ、のどの痛みで飲んだり食べたりできなくなりますので脱水をおこさないようにこまめに水分の補給をおこなってください。
のどの痛みが強くほとんど飲めない状態が続くと、尿の回数も減り、ぐったりしてくることがあります。
脱水が心配なときや疑われるときは早めに受診しましょう。
のどの奥に潰瘍ができているときは、うがいをさせたり、白湯を飲ませ口の中を清潔にしましょう。


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