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こどもの病気・細気管支炎

【原因】
細気管支炎は、ウイルスが細気管支まで浸入し、粘膜に炎症を起こす病気です。
細気管支炎は主にRSウイルスで起こり、その他にパラインフルエンザウイルスなどでも起こり、かぜから移行することがほとんどです。ます。
◆細気管支とは
気管支はいくつも枝分かれしていて、だんだんと細くなり、肺胞に達します。
この肺胞で、酸素を取り込み、二酸化炭素を排出しています。
この肺胞に近い細い気管支を細気管支といいます。
このような細いものですから、炎症が起こると、さらに細くなり、そこに痰がつまって空気の通りが悪くなり、呼吸困難を起こしてしまいます。
生後間もない赤ちゃんから2歳ぐらいまでの子どもが、冬から春にかけてよくかかります。

【症状】
最初は、軽いせきや鼻水、熱などのかぜのような症状からはじまります。
数日のうちに、せきが激しくなり、おっぱいやミルクが飲めない、食べ物が食べられないようになってきます。
呼吸が速く、荒くなり、「ゼーゼー」「ヒューヒュー」と音がして、苦しくなってきます。
呼吸をするたびに、肋骨の下のみぞおちの部分がへこむ「陥没呼吸」がみられるようになります。
急に悪化して呼吸困難となり、顔や唇が紫色になるチアノーゼが出て重症化することがあります。
とくに6ヶ月以下の赤ちゃんに起こり、月齢の低い赤ちゃんや未熟児で生まれた赤ちゃんは急変することがありますので、症状の変化には注意しましょう。
細気管支炎は、入院治療が原則です。

【ママへ】
細気管支炎はかぜや気管支炎から移行することもあります。
せきがあって、月齢が低い赤ちゃんの場合は、熱がなくても急激に状態が悪化することがあります。
呼吸が荒い、呼吸が速い、息苦しいそうでぐったりしている、飲んだり食べたりできない、呼吸困難やチアノーゼがある場合は、夜間や日曜祭日でも至急病院へ行くようにしましょう。
急に状態が変わり、呼吸困難やチアノーゼがみれらるときは、救急車を呼ぶことも考えてください。
赤ちゃんやこどものまわりでの喫煙が原因になることもありますので注意してください。 


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