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こどもの病気・水痘(水ぼうそう)

【原因】
水痘帯状疱疹ウイルスに感染して起こる病気です。
感染力が強く、水痘にかかったこどものせきやくしゃみ、水泡がつぶれその中の分泌物に触れることで感染します。
感染してから発疹が出るまでの潜伏期は2〜3週間で感染力の最も強いのは発疹が出る1〜2日前で、発疹が全部かさぶたになるまでは感染力があります。
流行しやすいのは冬から春にかけての時期で感染力が強いので兄弟や保育園、幼稚園などで流行することがあります。

【症状】
最初は胸やおなか、背中に赤い小さな発疹があらわれ時間とともに数が増えていきます。
最初、数が少ない時はあせものようにみえますが発疹は次々と増えていき、顔や頭、髪の毛の生え際、口の中、まぶた、陰部などの粘膜にもできることがあります。
この発疹はまもなく中に水を含んだ水疱になり、その後乾燥し、3〜4日で黒いかさぶたになります。
発疹があらわれてくると軽い発熱やからだのだるさなどがみられることもあります。
発疹の数が多いと熱も高くなる傾向にあり39度前後の発熱がみられることもあります。
熱がいつまでも続いたり、高いときは再度受診し医師に相談してみましょう。
最初の赤い発疹と水疱のときかなり強いかゆみがありますがかさぶたになるとかゆみも熱もおさまってきます。
かさぶたは10〜14日で自然にはがれ落ちます。
多くは順調に経過しますが免疫力の落ちた子などは重症化したりまれに、脳炎や髄膜炎を合併することがありますので注意が必要です。

【ママへ】
水痘はママからもらう免疫が弱いので生後1ヶ月過ぎの赤ちゃんでもかかることがあります。
妊娠中に水痘にかかるとおなかの中の赤ちゃんに影響をすることがありますので、ママが水痘にかかったことがなく、妊娠中に水痘のこどもに接したときは産婦人科に相談してください。
水痘の発疹はかゆみが強いので処方してもらった塗り薬を塗ってあげて下さい。
水泡をかきむしって感染を起こさないよう、爪を短くしたり、清潔に心がけることが大切です。
水泡をかきむしって化膿したときは受診し別の塗り薬を処方してもらいましょう。
口の中にも発疹ができて痛がることがあります。
食事は刺激がなく食べやすいものを用意しましょう。
免疫力の落ちた子や他の病気の治療中の子が感染すると、重症化することがありますので、他の子にうつさないよう注意しましょう。
1歳を過ぎると水痘の予防接種が任意で受けられます。かかりつけの小児科医に相談してみましょう。


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