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妊娠用語辞典・さ


妊娠用語辞典臍帯(さいたい)
いわゆる「へその緒」のことで胎児と胎盤を結ぶもので、酸素や栄養を運ぶコード状のもの。
臍帯は2本の臍帯動脈と1本の臍帯静脈が、ゴムのようなブヨブヨのワルトン膠様質といわれるもので包まれています。
妊娠10ヶ月において、長さ約50〜60cm、直径1〜2cmとなります。


妊娠用語辞典臍帯静脈(さいたいじょうみゃく)
臍帯静脈には胎盤から流れてきた酸素を含んだ血液が流れこみ、その血液は胎児を循環した後、臍帯動脈を通って母体に戻ります。
つまり、胎児の臍帯動脈に静脈血が流れ、臍帯静脈には動脈血が流れています。


妊娠用語辞典臍動脈(さいどうみゃく)
胎児と胎盤をつなぐ臍帯は2本の臍動脈と1本の臍静脈でできています。
臍帯動脈は胎児側から胎盤、母体へ戻る血管。
二酸化炭素や老廃物を含む静脈血が流れていています


妊娠用語辞典逆子(さかご)
胎児はふつういちばん大きな頭を下にした頭位、いわば「逆立ち」状態でいる。逆子は何かの原因で頭が上、おしりや足が下にある状態。
妊娠中期までは30〜50%が逆子であるが、大半は分娩時までには自然に回転し頭位となる。
分娩時においては、3〜5%あまりとなります。
医学用語:骨盤位


妊娠用語辞典里帰り出産・分娩(さとがえりしゅっさん・ぶんべん)
里帰り出産・分娩とは、妊娠中は妊婦の居住地の施設で妊婦健診をうけ、分娩のみ妊婦の実家に戻っておこなうことをいいます。
妊娠30週から35週頃に里帰りし、産後1から2ヶ月滞在してから自宅へ戻ります。
里帰り出産の長所としては、@出産後、援助者がいるため産褥の安静を得られる、A出産後の援助者によって育児の知恵をえることができる、B親しい人たちにかこまれて、精神的安定感をえることができる、などがあります。
短所としては、@妊娠中からの継続した検診が中断されるために、妊娠経過や保健指導の詳細が帰省先の施設に十分につたわらない、A帰省先の施設での分娩時、知らないスタッフが多く緊張しやすい、B帰省
里帰り出産では、実母などの身近な人から心理的、物理的なサポートが受けられ、妊産婦の精神の安定に大きく貢献するというメリットがあります。
しかし、妊娠期から一貫した妊娠管理がなされにくく、妊娠末期におよび産褥早期の移動により母子に負担がかかる、夫と分離して過ごすことで父親役割獲得が遅れやすい、実家に依存しやすく自宅に戻った後の生活に適応しにくいなどの問題もあります。


妊娠用語辞典産道(さんどう)
産道とは、胎児と胎盤などの付属物が通過する経路のことをいます。
産道は、骨盤からなる骨産道と骨産道をおおう軟産道からなります。


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