Rh型(D因子)不適合
母体がRh型(−)、児がRh型(+)である場合、母体血中に抗Rh抗体がつくられ、その抗体が胎児へ移行し重症の貧血を起こしてしまいます。
出生後のビリルビン値の上昇も高度であり、時には交換輸血が必要となることもあります。
妊娠回数が増すほど、症状が重症化します。
最近では分娩後72時間以内に抗Dヒト免疫ガンマグロブリンを投与している。
検査としてはクームス試験がり、母体には間接クームス試験を妊娠中におこない、新生児に対しては直接クームス試験が行われます。
アクティブバース
「アクティブバース」とは、イギリスのバースエデュケーター、ジャネット・バラスカスにより提言されたもので、出産を本能的にとらえようというもの。これまで医療に管理されていた出産を、産む側の女性と生まれて来る赤ちゃんの主体性を尊重するという考えに基づいた新しい運動。アクティブバースでは、出産の主役は母と子であり、出産する場所や出産方法など自分たちで選択し、産む女性がお産を「自分のお産」として積極的に捉え、「産ませてもらう」のではなく、「自分が産む」という意識をもつアクティブな出産。
さらに詳しく→分娩法・アクティブバース