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妊娠用語辞典・た


妊娠用語辞典胎芽(たいが)
胎芽とは、後から胎齢8週未満の胎児(妊娠週数では10週未満に相当)のことをいいます。
この時期は胎児の形態形成にとってもっとも重要な時期であり、同時に羊膜や絨毛膜、胎盤など胎児付属物の形成もダイナミックにすすむ時期です。
主な主要臓器が分化する大切な時期です。
胎芽はまだ人の形をなしていません。
胎児は胎齢8週を過ぎると『胎児』と呼ばれるようになります。


妊娠用語辞典胎教(たいきょう)
胎教は、体を動かすマタニティ・ビクスやマタニティ・スイミング、心の休まる音楽をゆっくり聴く音楽鑑賞、豊かな色彩を持った明るい絵画の鑑賞などがあります。
しかし、なによりも大切なのは、胎児と母親の愛情あふれる会話やタッチを行うことで、よい母子関係の相互作用が育まれます。


妊娠用語辞典胎児(たいじ)
胎児とは妊娠10週以降をさします。


妊娠用語辞典胎脂(たいし)
胎児を包んでいるクリーム状のもので、胎児を保護しています。
出産後も赤ちゃんの皮膚を細菌から守る、体温を保つなどの役割があります。
以前は生まれてすぐに沐浴が行われて胎脂を取り除いていましたが、今は乾いたタオルで拭いています。


妊娠用語辞典大腿骨長(だいたいこっちょう)
胎児の大腿骨の長さのことで、英語で「femur length」といい、超音波検査では略して「FL」と表記されています。
超音波検査で胎児の推定体重を算出するさい、児頭大横径(頭の横幅)、おなかの横断面の面積、大腿骨長の3つの数値をもとになります。


妊娠用語辞典胎盤(たいばん)
胎盤は妊娠5週頃より形成され、妊娠15週前後にほぼ完成し、その後妊娠の進行に伴って発育し、妊娠末期では円盤状となり、直径15〜20cm、厚さは2〜3cm、重さは胎児のおよそ1/6の約500gとなります。
胎盤のはたきは、母子間のガスや栄養、老廃物などの物質交換とエストロゲン、プロゲステロンなど妊娠継続に重要なホルモンを生産するなどがあります。


妊娠用語辞典胎動(たいどう)
胎動とは胎児の動きをいいます。
胎児が小さいと胎動を感じ取ることができませんが、妊娠20週前後頃になると胎動を感じるとることできるようになります。
経産婦さんの場合は、初産婦さんよりも早い妊娠18週前後から感じることができるようです。
胎動を感じる時期や感じ方には個人差があります。
妊娠週数が浅いころは、腸が動いているような感じ、おなかの中でぴくっと小さな動きだったものが、妊娠週数が進むにつれて大きく激しく感じるようになり中にはあまりの激しさに眠れないほどだという方もいらっしゃいます。
胎動は赤ちゃんが元気でいる証拠でもあり、分娩予定日が近づき胎児が骨盤内に下がってしまうとあまり動かなくなりますが、胎動はあります。


妊娠用語辞典胎嚢(たいのう)
胎嚢とは、胎芽(胎児)・羊水・卵黄嚢が入っている袋のこと。
妊娠検査薬で陽性が出て、子宮内に胎嚢が確認されると妊娠が確定し、子宮外妊娠の心配もなくなります。
超音波検査では妊娠4週末から妊娠5週頃に確認され、GSと表記されます。


妊娠用語辞典多胎妊娠(たたいにんしん)
2つ以上の胎児が同時に子宮内に存在する状態を多胎妊娠といい、2児を双胎、3児場合を3胎(品胎)といいます。
治療の発達にともなって多胎妊娠の割合は増加していて、発生1000分娩あたり4.3となっています。
多胎妊娠には2通りあり、1つは卵から2つに分裂するものを一卵性双胎といい、二つの卵それぞれがするものを二卵性双胎といいます。
原因としては、遺伝や排卵誘発剤使用による妊娠などがあります。


妊娠用語辞典ダウン症(だうんしょうしょう)
ヒトの染色体は、23対=46本からなっています。
何らかの原因でこの染色体が何らかの原因で欠けたり、重なったりすることがあり、これを染色体異常といい、ダウン症は第21番目の染色体が1本多く3本ある疾患で、21トリソミーとも呼ばれます。
ダウン症は出生児のなかではもっとも多い染色体異常で、発生率は出生1000人に対し1人で、母親の年齢が高くなるとその発生率はたかくなり40歳では100人に対し1人となります。
ダウン症は特徴的な顔立ち、先天性心疾患、低身長、筋力の弱さ、先天性白内症、知的障害などがみられます。


妊娠用語辞典立会い分娩(たちあいぶんべん)
入院後、陣痛室・分娩室に夫や子ども、その他の家族と一緒に過ごし、新しい命の誕生を家族で迎えるというもの。
陣痛時には腰をさすったり、一緒に呼吸法を行ったりし、声をかけて励ましたり分娩時には臍の緒の切断などを行うことができます。
具合的な内容はそれぞれの病院で異なり、中には立会い分娩希望の場合は安産教室の受講を必須条件としているところもあります。


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