外気浴（がいきよく）… あかちゃんが戸外の空気や光に触れることで、直接日光をあびる「日光浴」とはことなります。やさしい風やおだやかな日の光は、赤ちゃん身体だけでなく心を刺激し、肌や呼吸器系を丈夫にし、抵抗力が養うことができます。
赤ちゃんの１ヵ月検診で問題がない場合は、生後１ヵ月を過ぎた頃から、夏ならば比較的涼しい午前中か夕方、冬ならば暖かいお昼前後にお部屋の窓を開けて、５分程度新鮮な空気を入れることから始め、徐々に時間をながくしていきましょう。
外気浴に徐々に慣れていったら、今度は外に連れ出してあげましょう。大体、外気浴をはじめて１〜２ヶ月位が外出・お散歩をしだす目安です。
赤ちゃんの皮膚はデリケート。天気の良い日はベビー用の日焼け止めクリームを使用したり、薄い長そでや帽子、ベビーカーの日よけなどで強い日射しを防ぎましょう
また、真夏の暑い時、寒風吹きすさぶ時や、人ごみの中は避けるべきですね。
カウプ指数（かうぷしすう）…乳幼児期の体重と身長のバランスを知るのに従来から使われている指標です。
カウプ指数＝（体重（g）／身長（cm）2）×10、
過期産児（かきさんじ）…在胎週数４２週以上で生まれた赤ちゃんのことをいいます。
過熟児（かじゅくじ）…一般に過期産児のことをいいます。
空の巣症候群（からのすしょうこうぐん）…子どもが独立し、家の空っぽになり寂しさをかんじることをいいます。
内向的で人との関係が希薄で、外出できずに子育てを生きがいとしてきた主婦に多くみられます。子どもが成長し、母親役割を失った喪失体験による症状で、具体的な症状には、自信喪失、不安、肩こり、頭痛、悪心、食欲不振、不眠などがあります。
カンガルーケア（かんがるーけあ）…裸の赤ちゃんを、母親が素肌の胸元に抱え込むように抱きかかえ、スキンシップを行う方法をいう。母親だけでなく、父親や祖母など他の家族が行うこともあります。
おなかの袋に赤ちゃんを入れて育てるカンガルーの姿を連想させるため「カンガルーケア」と呼ばれています。赤ちゃんの低体温の予防や感染症の危険を減少させるほか、親子の愛着形成に有効であり、母親の気持ちを安定するなどの理由から、当初はNICUなどに入院し母子分離を余儀なくされている親子に対して積極的行われていました。
癇癪（かんしゃく）…昔は、子供の体内に「カンの虫」がいて、疳の病、つまり癇癪(かんしゃく)をおこさせると考えられていたようです。
かんしゃくを起こす子、起こさない子、その子の気質も関係しますが、程度の差こそあれどんな子にもごく当たり前にみられる発達の一段階で、自己主張ができるまでに心が成長した証でもあります。
自分はこうしたいという気持ちがはっきりしてくるのですが、まだ自分の感情がコントロールできません。
思い通りにならなかった欲求不満やストレスがかんしゃくとなって現れます。
そうすることで心のバランスをとろうとしているのです。
また、この専門用語の意味を知りたいということがありましたらまでメールをお送りください。
