マススクリーニング（ますすくりーにんぐ）…先天代謝異常症を早期に発見するためにおこなわれるスクリーニングで、検査法の開発者ガスリーにちなんで「ガスリー法」ともよばれます。
先天代謝異常症には、フェニールケトン尿症、メープルシロップ尿症、ホモシスチン尿症、ガラストース血症、クレチン症、副腎皮質過形成があります。
これらの先天代謝異常症は、早期に発見され、早期に治療が開始されることにより、先天代謝異常症によって引き起こされる障害が防止できます。
検査は保護者の申し出により実施され、採血料などは保護者が医療機関に支払い、検査料は公的な負担となっています。
先天代謝異常症児には、厚生労働省の指示で、その児に応じた特殊なミルクが治療食として無料で給付されます。
参考→育児日記みぃーはびっくり箱・新生児マススクリーニング
魔歯（まし）…生まれた時、あるいは生後間もない赤ちゃんに歯が生えてくることがあります。
この歯は「先天性歯」や「魔歯」と呼ばれるもので、歯の付け根ももろく、多くは自然に抜けてしまいます。
そのままようすを見てかまいませんが、授乳時に乳首を傷つけたり、歯の先端が舌に当たって潰瘍を作るおそれがあるときは、削ることもあります。歯科医に相談してください。
魔乳（まにゅう）…生後２〜３日目に乳房が膨隆し、数日間乳汁が分泌されることがあります。これは、母親のエストロゲンが胎児期に移行したことによります。
自然に消失しますから無理に乳汁を出したりしないよう注意してください。
また、この専門用語の意味を知りたいということがありましたらまでメールをお送りください。
